あなたは【クォーターライフクライシス】という言葉の意味知っていますか?
一言で言うと、
25歳~から30代半ばに感じる「これからの人生どうしよう?」という不安や焦りです。
人生ってキャリアや、恋愛、結婚など色んな悩みや不安を抱えながら、生きていますよね?
特に25歳~35歳って、仕事や恋愛においても、人生の中で経験したことのないイベントが起き、ライフスタイルも変化していきます。
今回はその中でも、キャリアについて不安があるという方にスポットを当てています。
なぜか?
僕もあなたと同じ悩みを抱えていたからです。
・ 今の仕事を続けていいのか不安。
・ 人生一度しかないし、このままで良いのか?
・ 30代が最後のチャンスだと思う。
現在35歳の僕は、5年前に転職し年収も上がり時間も増え、以前より充実して働くことが出来ています。
30代に入り5年が経ち、あっという間に35歳。
時間だけは残酷に過ぎていく、待ってくれない。そんな現実。
読んでいるあなたも、一度しかない人生。
このままで良いのか?と日々、仕事や家庭の中で奮闘していると思います。
あなたが悩みを解決し、将来の進む方向を見つけたいならそのまま読み進めてください。
そして、クォーターライフクライシスをどう乗り越えていけば良いか分かりやすく解説しています。
クォーターライフクライシス(QLC)とは?
クォーターライフクライシスとは25歳~35歳頃の人が、今後の人生や生き方に不安や焦りを感じる状態のこと。
社会に出て経験を積んでいくと、現実が見え始め、将来のキャリアや他人の人生に嫉妬してしまったりします。
人生100年いう事を考えたとき、ちょうど1/4(クォーター)にあたる25歳頃から現れ始める現象としてその名前が付いたそうです。
ちなみに翻訳すると、ライフは「命」クライシス「重大な局面」という意味。
周りの環境の変化が目まぐるしく起きる年代でもあるので、感情が揺さぶられる大事な時期でもあります。
外国では2000年ごろから一般的に知られていて、英語でクォーターライフクライシスとは?検索すると、記事数は日本語よりたくさん出てきます。
研究によると、クォーターライフクライシスは7割近くの人間が経験していて、平均年齢は27歳頃。
27歳というのは大卒でも、3年以上働いていて、仕事の戦力となり始める時期です。
年齢的にも結婚や出産といったイベントもある時期ですね。
クォーターライフクライシスの症状
症状として、次のような状態があります。
クォーターライフクライシスの症状
・孤独感や気分が重い・気持ちがどんより
・取り残されることへの恐怖感
・パニック発作
・人生に行き詰まりを感じている
・優柔不断
・やる気の欠如
・人生何をしたらいいかわからない
このような症状の他に、新しいことに無関心になったり、自分に対して価値がないと感じたり、様々なものがあります。
この年代で、人生の事で悩んだら、クォーターライフクライシスになっていると思っても良いと思います。
だから、世界中の若者がほぼ経験すると言われているのかもしれませんね。
原因は他人と自分を比較してしまうから
現代はネットの普及でインスタ、X、YouTubeネタとして経歴や成果を発信するインフルエンサーもたくさん居ます。
スマホがない時代は、久しぶりに会うイベントのとき(結婚式や飲み会)に人伝いで情報が入ってきてました。
青春時代をともに過ごした友人「俺たち一生、独身だな。結婚したら、自由がなさそうだしな。」と言ってたが、結婚し、子供まで授かっていて、幸せそうな家族写真をUPする友人。
あなたの周りにもこんな友人いますよね?
学生時代は、一緒にお酒を飲んだりゲームして、ダラダラと遊んでいた友人。
お互いアルバイトという形で一旦就職し、互いに忙しくなり、しばらく連絡を取らなかったある日、SNSで外国に行ったり、起業していかにも人生を生きてる!って感じをアピールしてる友達。
共にダラダラ過してた友人が、いつの間に、起業して稼いでたり、結婚して幸せな家庭を築いてたら余計「俺、何してんだ。」となります。
SNSの普及で他人と比較しやすい構造が、世の中に作られた時代。
嫉妬や劣等感は以前にも増して、生まれやすくなっています。
特に、今の20代の子達は、若いころからSNSに触れる機会が多いという現状。
クォーターライフクライシスになりやすい人
クォーターライフクライシスになりやすい人として、次のような方が多いです。
クォーターライフクライシスになりやすい人
・人に言われたことしかできない人
・気持ちを切り替える事が苦手
・まじめな人
人に言われたことしかできない人
仕事でよく使われる言葉で、指示待ち人間といわれます。
言われたことだけを、しっかりこなすだけの人。
実はちゃんと考えているというパターンもあります。
自分の考えをうまく言えないのが原因で常に、相手の意見に影響され流されやすくなっている人。
しかし、意見はちゃんと持っていて言えないだけ、というパターンもあるので、自分の考え強い意思を持っていれば大丈夫。
上司によっては、俺の言う事を聞いとけ!って人もいます。その方が管理しやすいから。
ですが、経営者の考えは違います。
お金を払う側だから、一人ひとりが考え効率よく働いて利益を出して欲しいと思っています。
なので、思考だけは止めず常に考えながら働きましょう。
気持ちを切り替える事が苦手
過去の出来事を引きずったり、常にマイナスの思考になってしまう人。
こういう人は、「あの時こうしとけばよかった」と、後悔しているけど、行動せず、また後悔してる人に多いです。
過去の失敗が積み重なっていくと、焦りが大きくなり、更に他人の事が気になってしまうという悪循環になってしまいます。
旅行や趣味などを利用して、一度現実から離れて別の視点で自分を見つめなおす事をおススメします。
没頭できる趣味がなければ、軽い運動で汗をかくことで、気持ちをリフレッシュできるので試してくださいね。
僕も、これといった趣味はないので、2キロ程度、軽くジョギングすることでストレス発散しています。
まじめな人
他人の目を気にして、自己意識が高い人も要注意です。
まじめだからこそ、人生を真剣に考えすぎるあまり、他人と比較しやすい傾向にあるからです。
まじめという良いことのはずが、逆に悪いことに作用してしまうんですね。
僕も会社の人間と比べると、自己意識が高く、まじめな方だと思います。
こんな記事を書くぐらいですからね。
ですが、ぼくはこれ以上、思考停止で人生を過ごす事はしたくないです。
人生一度きり。
自分の頭で考え、判断し過ごしていきたいと思っています。
色んな価値観があるので、社会に流される生き方が悪いというわけではありません。
それも一つの人生だと思います。
クォーターライフクライシスの乗り越え方
結論、ジャーナリングです。
ジャーナリングとは何か?わからない人に向けて説明すると
感情や考えを紙に書き出す
紙に書き出すとどういうメリットがあるか?
・ストレス発散
・本当の悩みが見える
・過去を振り返りエモい気持ちが蘇る
・目指すべきものが分かる
・目標を達成しやすくなる
・脳が活性化される
ジャーナリングの効果について、詳しく知りたい方は次の動画が分かりやすく解説されているので、一度見る事をおススメします。
準備するものはノートとペン(オススメはフリクション。消すことが出来るのでかなり便利)のみ、あればできます。
そして、ジャーナリングで一番のポイントが「書く時間帯」。
オススメは、間違いなく早朝です。
朝は、脳がスッキリ整理されている状態だからです。
早朝はだれにも邪魔されないので、心の底から考えを引き出し、集中して書きだす事ができます。
僕は、毎日5時に起きて自分の時間を作っています。
そもそも朝起きる事ができない。って方は下記の記事を参考にしてみてください。
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悩みを書きだすことで、次のような思考が可能になります。
【悩みを知る ➡ 自分を見つめなおす ➡ 目標やしたい事を立てる ➡ 計画を立てる】
クォーターライフクライシスの根本的な原因は、他人と比較してしまうからです。
例え、比較したとしても、自分がどうしたいのか。という太い軸を持っていてれば、「俺は俺の人生」と割り切ることができます。
自分の理想を立て、行動することで、自分に自信が付いていきます。
そんな人生をあなたも歩いていきませんか?